神秘！不思議！感動！　メダカにみる生命の世界

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2004/ 7/17発行 ━━

　    〃            神秘！不思議！感動！　メダカにみる生命の世界
　<・ )))≪                  〜絵本「スイミー」によせて〜
  　  ミ                         Vol.20　メダカの誕生−7
                         
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目次
  ◆ 1. 受精後6日目
  ◆ 編集後記

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みなさん、こんにちは。みゅーです。

「神秘！不思議！感動！　メダカにみる生命の世界」にご登録いただき本当に
ありがとうございます。

このメルマガでは、みゅー がメダカを観察していて、「生命って面白いっ！」
と感じたことを、紹介していきます。メダカの写真や顕微鏡画像を見ながら、
生命の世界の面白さや不思議さに触れてみませんか。

レオ・レオニの絵本「スイミー」に沿って、お話しします。実は、スイミーは
生命の不思議に満ち溢れた本でもあるんです。

では、Vol.20　メダカの誕生−7 の始まりです。


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◆ 1. 受精後6日目

眼に色素がかなり溜まり、キラキラと銀色に反射するようになります。

胸鰭に血管ができて血液が流れ始めます。それに伴い少し動くようになります。

耳胞がかなり発達します。

脊索のお腹側に鰾（浮き袋）ができます。浮き袋は水中で体を浮かせるのに、
役立ちます。ふ化したての稚魚は、浮き袋に十分気体が溜まっていないので、
溺れたように泳ぎます。

背中から見て左側に、肝臓ができます。肝臓の中は毛細血管が密集しています。
ご存知のレバーですね。

肝臓には次の役割があります。
1. 炭水化物、脂質、蛋白質の代謝を行います。また、食物の消化を助ける胆汁
　 も作り出します。この胆汁を蓄えたり、濃縮するのが胆嚢です。
2. 生体にとって有毒なアンモニアを無毒な尿素に変換します。
3. 解毒作用です。

http://medaka.ns-it.jp/mm/mm020-2.html


いかがでしたか？次回は「メダカの誕生−8」です。


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◆ 編集後記

新潟や山形では大雨で大変なことになっていますね。新潟や山形の方、いらっ
しゃいましたらお気をつけくださいね。

今日は第4回のNHKスペシャル「地球大進化」の日です。第3回では魚が海から
川に進出したお話しでした。このころメダカの祖先はどうしていたのだろう、
と思いながら見ていました。

番組では海から川へ移り住む過程がいとも簡単に描かれていましたが、実際は
とても大変なことだったようです。海には当たり前にある塩分やミネラル分が
川にはほとんどありません。浸透圧もかなり違います。現在の海産魚が淡水で
生きていけるかどうか考えてみればわかりますが、海水と淡水の違いはかなり
のものです。

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プティ メダカ クラブ では、みなさんのメダカにまつわる投稿を募集してい
ます。楽しい話し、驚いた話し、こんなことあんなことをお待ちしています。
宛先は medaka@ns-it.jp です。

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                                     発  行　プティ メダカ クラブ
                                     責任者　みゅー
                                     URL     http://medaka.ns-it.jp/
                                     E-Mail  medaka@ns-it.jp
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参考文献
http://medaka.ns-it.jp/museum/book.html
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