メダカパレット

様々な体色のニホンメダカ

ニホンメダカには大きく8つの色のメダカがいます。クロメダカ(黒メダカ)、アオメダカ(青メダカ)、ヒメダカ(緋メダカ)、シロメダカ(白メダカ)、ハイメダカ(灰メダカ)、ウスアオメダカ(薄青メダカ)、クリームメダカ、ミルキーメダカです。
クロメダカ アオメダカ ヒメダカ
クロメダカのウロコ 透過光 クロメダカのウロコ 反射光 アオメダカのウロコ 透過光 アオメダカのウロコ 反射光 ヒメダカのウロコ 透過光 ヒメダカのウロコ 反射光
クロメダカ アオメダカ ヒメダカ
BBRRWW BBrrWW bbRRWW

シロメダカ 灰メダカ ウスアオメダカ
  灰メダカのウロコ 透過光 灰メダカのウロコ 反射光  
シロメダカ ハイメダカ ウスアオメダカ
bbrrWW BBRRww BBrrww

  ミルキーメダカ  
  ミルキーメダカのウロコ 透過光 ミルキーメダカのウロコ 反射光  
クリームメダカ ミルキーメダカ  
bbRRww bbrrww  

色素

メダカには4つの色素があります。黒色素、黄色素、白色素、虹色素です。体色に大きく関係するのは、黒色素、黄色素、白色素なので、この3つの色素についてみていきます。メダカの体色は、これらの色素を持っているかどうかで決まります。
黒色素を作る遺伝子をB、黄色素を作る遺伝子をR、白色素を作る遺伝子をWとします。突然変異により黒色素が作れなくなった遺伝子をb、突然変異によって黄色素が作れなくなった遺伝子をr、突然変異により白色素を大きく広げる遺伝子をwとします。Bはbより、Rはrより、Wはwより優性です。8色のメダカのホモ遺伝子パターンは表の通りです。
ウロコを剥がし顕微鏡で見ると、色素が観察できます。白色素は透過光では薄い褐色に見え、反射光では白く光って見えます。表の左の写真は透過光、右は反射光で写しています。

遺伝

親メダカの遺伝子がすべてホモと仮定します。クロメダカとミルキーメダカの子供はすべてクロメダカ(BbRrWw)となります。
孫についてみてみると、
クロメダカ BBRRWW BBRRWw BBRrWW BBRrWw BbRRWW BbRRWw BbRrWW BbRrWw
アオメダカ BBrrWW BBrrWw BbrrWW BbrrWw
ヒメダカ bbRRWW bbRrWW bbRrWW bbRrWw
シロメダカ bbrrWW bbrrWw
ハイメダカ BBRRww BBRrww BbRRww BbRrww
ウスアオメダカ BBrrww Bbrrww
クリームメダカ bbRRww bbRrww
ミルキーメダカ bbrrww
となります。クロメダカとミルキーメダカの孫は、8色すべてが生まれ、その比は黒:青:緋:白:灰:薄青:クリーム:ミルキー=8:4:4:2:4:2:2:1です。
同じようにして、アオメダカとクリームメダカ、ヒメダカとウスアオメダカ、シロメダカとハイメダカの孫も8色すべて生まれます。