神秘!不思議!感動! メダカにみる生命の世界

Vol.4 色色色−その1

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2004/ 3/19発行 ━━

     〃            神秘!不思議!感動! メダカにみる生命の世界
 <・ )))≪                  〜絵本「スイミー」によせて〜
     ミ                         Vol.4 色色色−その1
                         
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
目次
  ◆ 1. 色黒メダカに色白メダカ
  ◆ 編集後記

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
みなさん、こんにちは。みゅーです。

「神秘!不思議!感動! メダカにみる生命の世界」にご登録いただき本当に
ありがとうございます。

このメルマガでは、みゅー がメダカを観察していて、「生命って面白いっ!」
と感じたことを、紹介していきます。メダカの写真や顕微鏡画像を見ながら、
生命の世界の面白さや不思議さに触れてみませんか。

レオ・レオニの絵本「スイミー」に沿って、お話しします。実は、スイミーは
生命の不思議に満ち溢れた本でもあるんです。

では、Vol.4 色色色(いろ、いろいろ)−その1 の始まりです。

 :―  :―  :―  :―  :―  :―  :―  :―  :―  :―  :―  :―  :―  :―
◆ 1. 色黒メダカに色白メダカ

スイミー レオ・レオニ著 谷川俊太郎訳 第2文 引用 -----
 みんな赤いのに、一匹だけはカラス貝よりも真っ黒、
 でも泳ぐのは誰よりも早かった。
                                                      ----- 引用終わり

「どうして一匹だけ色が違うの?」と不思議に思っておられる方もおられると
思います。これはきっと、突然変異によるものなのです。魚の種類が違うわけ
でも、ましてや何かに染まってしまったわけではありません。多分。

では、突然変異の前に、メダカの色素についてお話しします。

メダカには4つの色素があります。黒、黄、白、虹です。その中でも色に強く
関係するのは黒、黄、白なので、この3つの色素について見ていきます。

昔、当たり前に川や田んぼにいた黒褐色のメダカが「クロメダカ」です。クロ
メダカは3つの正常な色素をすべて持っているメダカです。
http://medaka.ns-it.jp/mm/mm004-2.html#kuro

次に、ペットショップで一番よく売られている「ヒメダカ」は、黒色素が作れ
なくなったメダカです。黄色素と白色素のため、橙に見えます。
http://medaka.ns-it.jp/mm/mm004-2.html#hi

更に、黒色素と黄色素の2つが作れなくなったメダカを「シロメダカ」と言い
ます。白があまり濃くないため、血液の色が透けて、ややピンクがかって見え
ます。
http://medaka.ns-it.jp/mm/mm004-2.html#shiro

また、黒色素と白色素を持つメダカを「アオ(青)メダカ」(青光りするため
青っぽく見える)といいます。
http://medaka.ns-it.jp/mm/mm004-2.html#ao


いかがでしたか?次回は「色色色−その2」です。


 :―  :―  :―  :―  :―  :―  :―  :―  :―  :―  :―  :―  :―  :―
◆ 編集後記

ずいぶん暖かくなりましたね。今日は寒いですが。ここへきて風邪をひく人が
います。皆さんも気をつけてくださいね。

∴------------------------------------------------------------------∵

プティ メダカ クラブ では、みなさんのメダカにまつわる投稿を募集してい
ます。楽しい話し、驚いた話し、こんなことあんなことをお待ちしています。
宛先は medaka@ns-it.jp です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                                     発  行 プティ メダカ クラブ
                                     責任者 みゅー
                                     URL     http://medaka.ns-it.jp/
                                     E-Mail  medaka@ns-it.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
参考文献
http://medaka.ns-it.jp/museum/book.html
∴------------------------------------------------------------------∵
このメールマガジンと関連するWebの著作権はみゅーに帰属します。無断転載・
無断配布は絶対にやめてください。事前にみゅーmedaka@ns-it.jpまでご一報
ください。
掲載された情報は、読者ご自身の責任でご利用ください。万が一トラブルが
発生しましても、みゅーは責任を負いかねます。ご了承ください。
∴------------------------------------------------------------------∵
このメールマガジンは、まぐまぐ(http://www.mag2.com/)のシステムを利用
して配信しています(マガジンID:0000125895)。
登録・解除は、次のURLよりいつでも可能です。
     http://www.mag2.com/m/0000125895.htm
読者のメールアドレスは、発行者にもわからない仕組みになっています。
個別の解除依頼には対応できませんので、ご自身でお願いします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━