━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2004/ 2/ 1発行 ━━ 〃 神秘!不思議!感動! メダカにみる生命の世界 <・ )))≪ 〜絵本「スイミー」によせて〜 ミ 創刊準備号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 目次 ◆ 1. メルマガの趣旨 ◆ 2. 実際の紙面 ◆ 3. 発行周期・テーマなど ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 1. メルマガの趣旨 皆さんはメダカについて、どのくらいのことをご存知ですか?「そんなのよく 知ってるよ」、「どんな魚だっけ」、などいろいろな答えが返ってきそうです。 私の周りには、オタマジャクシと間違えたり、大きくなったら何になるのかと 言う方もいたりします。 最近、かわいいからとメダカを飼う人が増えているようです。確かにメダカを 見ていると心が和みますよね。古くは江戸時代に、メダカを飼っていたという 記録も残っているんです。このように昔から私達の身近にいるメダカですが、 意外にその素顔は知らないのではないでしょうか。 私がメダカに興味を持ったのは、卵を顕微鏡で観察したことがきっかけでした。 メダカの卵は直径が1.3mmほどなのですが、その中で心臓がダイナミックに動 いているのを見たとき、思わず「動いてる!動いてる!!動いてる〜!!!」 と「動いている」を3回も叫んでしまいました。 メダカを観察していると面白いことがたくさんあるんです。写真や顕微鏡画像 を見ながら、一緒に生命の面白さ、不思議さに触れてみませんか。 :― :― :― :― :― :― :― :― :― :― :― :― :― :― ◆ 2. 実際の紙面 具体的にはどんなメールマガジンが届くの?、と少し疑問に思われている方も いらっしゃると思いますので、実際の紙面を少しお見せしますね。URLが入って いるので、クリックして参照してみてください。 ----- それでは、メダカの発生を簡単に見ていきましょう。 卵と精子が出会い受精すると、まもなく卵の中で細胞分裂が始まります。 約2時間後には第1回目の分裂が起こり、細胞は2つになります。 http://medaka.ns-it.jp/mm/sample-2.html#h2 約3時間後には第2回目の分裂が起こり、細胞は4つになります。 http://medaka.ns-it.jp/mm/sample-2.html#h3 約4時間後には第3回目の分裂が起こり、細胞は8つになります。 http://medaka.ns-it.jp/mm/sample-2.html#h4 約6時間後には細胞分裂が進み、細胞数は数えられないくらい多くなります。 http://medaka.ns-it.jp/mm/sample-2.html#h6 写真を見るとわかるように、細胞数が増えるにつれ、その大きさは小さくなり ます。 約8時間後には細胞分裂が更に進み、分裂した細胞が卵黄の半分を覆うように なります。 http://medaka.ns-it.jp/mm/sample-2.html#h8 約10時間後には棒状の胚体が現れます。胚体から体の各部分ができていきます。 http://medaka.ns-it.jp/mm/sample-2.html#h10 2日後の写真を見ると、胚体をはさむように、2つの丸いものができている のがわかります。これは視葉です。いずれ眼になります。 http://medaka.ns-it.jp/mm/sample-2.html#d2 4日後の写真です。顔の正面から写しています。眼にはレンズが生じ、心臓も 鼓動を始めます。脳も大脳、中脳、小脳に分化しています。 http://medaka.ns-it.jp/mm/sample-2.html#d4 そして最後に10日後の写真です。少しわかりづらいですが、尾の先が一周して 頭の上にあります。卵黄もかなり小さくなっています。こうなるともうふ化し ます。無色であった目も、銀色に光っています。卵の中でクリクリと動かすこ ともできます。 http://medaka.ns-it.jp/mm/sample-2.html#d10 ふ化の瞬間の動画もあります。クリックしてみてください。 ----- という感じです。いかがですか?今回はサンプルなので、発生の一部を紹介し ました。実際には、もっと細かく、丁寧に紹介します。発生は最もおもしろい ものの1つなので、楽しみにしていてください。 このように、このメルマガでは、私がメダカを観察していて面白い、と感じた ことを毎回少しずつ紹介したいと思います。 :― :― :― :― :― :― :― :― :― :― :― :― :― :― ◆ 3. 発行周期・テーマなど 目標は「毎週発行、ネタが切れるまで」です。ちょっと自信がありませんが、 チャレンジしますので、応援してくださいね。 毎回のテーマの設定ですが、思いつきでやるのもなんなので、レオ・レオニの 絵本「スイミー」(※)の物語に沿って、お話ししていきたいと思っています。 実は、スイミーは生命の不思議な世界に満ち溢れた本でもあるんです。 ※「スイミー」とは スイミー(魚の名前)とその仲間である小さな魚達が、力を合わせ大きな 魚から身を守る物語。力を合わせ、何かを成し遂げることの大切さが書か れている。この他にも、スイミーの目から見た海の世界が、面白く美しく 描かれている。スイミーは海魚だか、メダカとよく似た特徴を持っている。 また、「スイミー」は小学2年生の国語の教科書(光村図書)にも採用さ れている。 参照するのは 日本語 スイミー レオ・レオニ著 谷川俊太郎訳 好学社 英語 Swimmy Leo Lionni Random House :― :― :― :― :― :― :― :― :― :― :― :― :― :― それでは、Vol.1でお会いできるのを楽しみにしています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発 行 プティ メダカ クラブ 責任者 みゅー URL http://medaka.ns-it.jp/ E-Mail medaka@ns-it.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメールマガジンと関連するWebの著作権はみゅーに帰属します。無断転載・ 無断配布は絶対にやめてください。事前にみゅーmedaka@ns-it.jpまでご一報 ください。 掲載された情報は、読者ご自身の責任でご利用ください。万が一トラブルが 発生しましても、みゅーは責任を負いかねます。ご了承ください。 ∴------------------------------------------------------------------∵ このメールマガジンは、まぐまぐ(http://www.mag2.com/)のシステムを利用 して配信しています(マガジンID:0000125895)。 登録・解除は、次のURLよりいつでも可能です。 http://www.mag2.com/m/0000125895.htm 読者のメールアドレスは、発行者にもわからない仕組みになっています。 個別の解除依頼には対応できませんので、ご自身でお願いします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━